BABYMETAL 新たなフェーズの幕開けとなった6月の横浜アリーナ公演から、2日目の模様を10月11日(金)にWOWOWで放送



 SU-METAL、MOAMETALを中心に新たなスタートを切ったメタルダンスユニット、BABYMETAL。国や地域という垣根を飛び越え、世界でも破格の評価を獲得している稀有なアーティストである。海外公演を多く行う彼女たちにとって貴重な凱旋公演は、“メタルレジスタンス第8章”の幕開けとして、横浜アリーナで2日にわたり行われ、国内外から多くの観客が詰めかけた。

 開演予定時刻を少し過ぎた頃、ビジョンには「METAL RESISTANCE EPISODE VIII」の文字が映し出され、BABYMETALの歴史の一端が語られると、会場中央に鎮座する正八面体が不規則に赤く点滅を始めた。移動するステージを照明が捉えると、そこにはキツネのお面を着けた三人の姿が。待ちきれずに至るところからコールが起きるが、会場は再び暗転。次の瞬間視界に飛び込んできたのは、蝶のような形をした光り輝く浮遊体。浮遊体は高く舞い上がり、その羽にはBABYMETALの輝かしい軌跡の数々が映し出された。そんな演出に息をのんでいると、蝶はステージ奥へ吸い込まれるように消えていき、公演にはSU-METAL、MOAMETALをサポートする“アベンジャーズ”(サポートダンサー)が一人召喚されることが告げられてライブがスタート。

 10月11日にリリースされる『METAL GALAXY』に収録される『Arkadia』のイントロが紡がれる様は、まさに彼女たちが新たなフェーズへ突入したことが表現されているかのようだった。続くのは定番且つテッパン曲『メギツネ』。このナンバーでオーディエンスのボルテージを上げるのはお手の物で、ここから演出の激しさは等加速度的に増していく。『Distortion』でSU-METALがコールアンドレスポンスをする頃には、会場は完全に彼女たちの支配下に置かれていると、肌で感じられるほどだった。『Starlight』ではレーザーで壮大な空間を演出し、それに相応しい歌唱力とダンスをもって、更にギアが変わることを予感させる。

 後半になってもそのセットリストに一切の手加減は無く、『シンコペーション』では「回れ 回れ」の歌詞に応えるように各所にサークルが出現。こちらも『METAL GALAXY』に収録される『PA PA YA!!(feat. F.HERO)』でカオスな世界観が生み出されると、無双の『ギミチョコ!!』へと展開。アリーナクラスでも狭いという錯覚が起こるほどに、計り知れない熱を帯びてラストへと突入していった。
 赤い照明が暗がりを照らし始めると、法螺貝と太鼓の音が鳴り始め、会場からは全てを理解したかのような大きな大きな歓声が上がる。旗を持った三人が登場し、アンセム『Road of Resistance』がこの日の最後を飾った。

 この公演の模様が、10月11日(金)夜9:00からWOWOWで放送される。
 約3年半ぶりのアルバムリリース、アメリカThe Forumでの単独公演と、今年も多くの話題を引っさげている彼女たちの公演を最速放送。是非お見逃しなく!

Photo by Taku Fujii

■■■WOWOW番組情報■■■
「BABYMETAL AWAKENS – THE SUN ALSO RISES –」
10/11(金)夜9:00 <WOWOWライブ>
収録日:2019年6月29日
収録場所:神奈川県 横浜アリーナ

【番組サイト】
https://www.wowow.co.jp/babymetal/

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