NGT48運営会社がAKSから独立、併せて支配人制度も廃止。事件の責任は更にうやむやに



NGT48をこれまで運営してきたAKS(現Vernalossom)は1日、新設会社「株式会社Flora(フローラ)」に事業譲渡したことを発表した。
今年1月に、同グループやAKB48、HKT48をAKSから独立させ、新会社を設立することが発表されていた。


新会社「フローラ」は、新潟の肥沃(ひよく)で自然豊かな大地に支えられて成長するイメージをもとに、ローマ神話に登場する花と春と豊穣(ほうじょう)をつかさどる女神から命名されたという。
代表取締役には、同グループで劇場副支配人を務めていた岡田剛氏が就任。事業譲渡とともにこれまでの支配人制度も見直し、昨年1月から劇場支配人を務めていた早川麻依子氏は先月末で退任したという。
またAKB48は新設会社「株式会社DH」、HKT48は「株式会社Mercury(マーキュリー)」がそれぞれ今後の事業を行っていく。

同グループは18年12月、元メンバー山口真帆(24)への暴行容疑で男性ファン2人が逮捕され(のちに不起訴)、19年1月に明らかになって以降、広告契約の終了など、さまざまな騒動に発展。AKSがファン2人に対して損害賠償を求める裁判も係争中だが、和解に向けての話し合いが進んでいる。
新設会社には新規企業が資本参加するとみられ、18年10月以来、新曲の発売もなく、新会社設立とともに、本格的な出直しを図ることになりそうだ。

新しい動きはあるものの、事件の全容や繋がりメンバーの処分、責任の所在はうやむやのままとなっており、これからの新会社がどのように事件を決着をつけるのかにも注目が集まる。

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