“世界を騒がすガチマジアイドル”CY8ER、メジャー1stアルバム『東京』全曲先行配信スタート。Yunomiプロデュースの新曲「東京ラットシティ」MV公開



CY8ERが1月22日にリリースするメジャー1stアルバム『東京』の発売に先駆け、本日1月8日より各配信サイトでアルバム収録曲全曲の先行配信がスタートした。併せて、アルバムより2ndリード曲「東京ラットシティ」のミュージック・ビデオも公開されている。 …

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売れっ子白石、なぜ卒業?アイドルに立ちはだかる30歳の壁



アイドルに立ちはだかる30歳の壁. 女性自身. 2020年01 … 1月6日、乃木坂46の白石麻衣(27)がグループからの卒業を発表した。3月25日に発売予定のグループ25枚目シングルに関連する活動をもって、アイドルとしての人生を終える。白石は、2011年に19 …

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すべては夏に向けて?! d-girls、2月に「Smile again-Rimix-」をリリース。3月と6月にただの単独公演を、4月には有料だが内容の濃い単独公演を行なうことを発表



 d-girlsが、12月31日に池袋Live inn ROSAを舞台に単独公演「d-girls”年納め”単独公演2019」を実施。ブロックごとMCを一切挟むことなく歌い踊る3部ステージを構成。間に2回映像を挟み、その間に衣装を着替える形で2時間半強、計23曲を披露した。


この日のライブで、d-girlsから2020年の動きが告げられた。まずはDTM stationと共催、「Smile again」のRimixコンテストで評価を得た曲たちを詰め込んだアルバム「Smile again-Rimix-」を2月12日にリリースする。さらに…。
毎月池袋Live inn ROSAで行ない続けている定期公演の開催に加え、今年は、3月8日と6月7日に池袋Live inn Rosaを舞台に「ただの単独公演」を行なう。加えて、4月30日には代官山SPACE ODD で、有料だが、内容の濃い単独公演も催すと発表。2019年は、TSUTAYA O-EASTや恵比寿LIQUIDROOMという大きな箱を舞台にワンマン公演を行なったd-girlsだが、2020年は無料公演2回と有料公演1回の計3回。しかも3月・4月・6月と立て続けにワンマンライブを行なう。
d-girlsといえば、一昨年の8月13日にマイナビBLITZ赤坂で、昨年の8月13日には恵比寿LIQUIDROOMでワンマン公演を行なったように、今年も8月13日には新しい動きがありそうな言葉もメンバーたちが匂わせていた。今回の発表も、夏の大きな動きに繋がる布石なのかも知れない。

今年は、いろんな動きを精力的に情報としても届けてゆくとのこと。新たな報告が入り次第、またお伝えしたい。

TEXT:長澤智典

CHANGE THE WORLD –English ver.-

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百瀬めい
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アイドルひとすじ9周年の「ArcJewel」所属38名のアイドルがスペシャルライブ開催 8月に第2弾の中野サンプラザ公演も発表



アイドルに特化した芸能プロダクション“ArcJewel”の所属全6グループにソロで活動するメンバーを加えた総勢38名が出演するスペシャルライブ『ArcJewel Beat!! 2020~Zeppで夢のAJ祭~』が5日、お台場・青海のZepp Tokyoにて開催にて開催された。 …

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「舞い上がれこの場所から あの日にはもう戻れない」。アンダービースティー、TSUTAYA O-EASTで行なった元旦ワンマン公演の模様をレポート!!



2020年1月1日にTSUTAYA O-EASTを舞台に行なわれた、アンダービースティーの年明けワンマン公演『UB元旦ワンマンライブ2020~あけおめbeasty~』。この日のライブでアンダービースティーは、春にエイベックスからのメジャー流通でシングル「Real Blade」を2-TYPE発売することを発表した。「Real Blade=本音」の言葉が示すように、表題曲は、メンバーらが心に秘めていた本音を歌詞に詰め込んだ、今の、そして未来へ向けたアンダービースティーの立ち向かう姿勢を示した楽曲。ここからは、元旦から大勢の観客たちで埋めつくされたワンマン公演の模様をお伝えしたい。


 元旦公演とはいえ、奥の扉まで大勢のファンたちが詰めかけた場内。ライブは、愛でたい初日の出の映像を通した新年の挨拶とメンバーの紹介映像から厳か…どころか、轟音響かせ始まった。
ライブは、『hapiness to you!』のサビをアカペラで歌う春乃友夢の声から幕を開けた。眩いスポットに照らされ、彼女は言葉を紡ぐように歌い続ける。「絶対に幸せになれるよ」の声を合図に『happiness to you!』の演奏が熱狂を求めるように駆けだした。疾走する楽曲に合わせ、フロア中から沸き上がる絶叫・絶叫・絶叫。野太い声のエールを受け、舞台上の5人は、気持ちを熱く押す楽曲へ心を押されるように「絶対、絶対幸せになれるよ」と笑顔で熱唱してゆく。ワンマン公演ではバンドを従えて行うことが通例のアンダービースティーだが、この日はオケを背景としたステージング。でも、それは何もハンデじゃない。むしろ、想いを届ける彼女たちの歌声が、感情の揺れるまま生々しく心に突き刺さったのが嬉しかった。メンバーへ向け、フロアから飛び交う絶叫の数々がとにかく凄まじい。「絶対」「絶対」と共に大声を上げ互いに作りあげた、絶頂を覚えるいくつもの幸せな瞬間。ライブは、最初から凄まじい熱狂と興奮渦巻く様相を呈していた。

沸き上がった熱へ、妖しい香りを降り注ぐように、5人は麗しき女神となり『occult propose』を歌唱。愛しい人へ想いを注ぐよう、5人は心を一つに熱く妖艶に歌いかける。この歌へ触れるたび、永遠を誓う情熱的な想いへ同じように想いを重ねたくなる。観客たちを巧みに煽る春乃友夢の手腕は、この日も冴えていた。5人の力強く一つになった大サビのハーモニーへ、魂が熱く昂る。ずっとずっとこの熱の中へ包まれ、一緒に飛び跳ね騒ぎ続けたい。
 楽曲は熱とパワーを一気に倍増。激しく、攻撃的な姿勢を持ってアンダービースティーは『TOKYO monster』をぶつけてきた。重厚な音に乗せ挑発するように。いや、今にも挑みかからんばかりの勢いを持って5人はせまってきた。フロアからは、彼女たちを求める無数の手が絶叫と共にステージへ伸びていた。低音声を活かした声で、雄々しく挑発するメンバーたち。可愛らしい表情のままに心の牙を剥きだす姿へ触発され、気持ちが熱く昂りだす。ノンストップで、むしろ、楽曲を重ねるごとに挑発を強めるメンバーたち。

春乃友夢、植竹優亜、今井莉南と歌声を繋ぎ、さらに熱を膨らませるように『new journey』へ。最初からノンストップなライブはけっして珍しいわけではない。冒頭からクライマックスな熱狂にも似た風景を描き出すライブも確かにある。そのうえでアンダービースティーのライブは、どれだけファンたちとの熱狂の戦いを上乗せしてゆくかが楽しさだ。誰もが自分の限界まで突き詰めたくて、アンダービースティーの楽曲が掻き立てる興奮へ身を浸し、舞台上の彼女たちと同じく野獣となって騒ぎ続けていた。常に前へ前への姿勢のもと、沸き立つエナジーを絵筆に次々と熱を塗り重ねる彼女たち。可愛い笑顔で、あのパワフルなステージングをぶつけてくるとは、魂は相当の野獣どもだ。
楽曲は、春にシングルとして発売になる「Real Blade」のC/Wナンバーの『ANTHRO』へ。とても情熱的な楽曲だ。歌詞に綴った思いへ触発されるように、彼女たちは滾る思いを、一体化した歌声と躍動するパフォーマンスへぶつけていった。高いテンションのまま、全身から沸き上がる熱を歌声と突き上げる拳に込め歌い上げるメンバーたち。フロアでも無数の拳が彼女たちへ向かって突き上げられていた。「目を醒ませ 呼び覚ませ 吠えろ吠えろ吠えろ ANTHRO」と5人は歌いかける。歌詞に込めた感情へ導かれるように熱唱する姿に触れ、同じよう気持ちを熱く震わせずにいれなかった。

流れだした映像の中、雅な和装系衣装へ身を包んだメンバーたちが、一人一人「今年の豊富」を語りだす。その映像を受け継ぐ形でライブは後半戦へ。正月に相応しい雅な和装着物衣装に着替えたメンバーたちが披露したのが、全8曲と続くメドレーコーナー。
冒頭を飾った『deformoon』を通し、激しさの中へ艶やかなステージングを投影。手にした扇子を巧みに用い、5人は観客たちを妖しく挑発。5人の華やかな舞いも見どころだ。熱狂のギアを一気に上げるように、アンダービースティーは『DIVISION』をブースト。ふたたび観客たちを熱く挑発し出した。胸を焦がすようなドラマを描くサビ歌へ心が惹かれてゆく。楽曲は「Black Jet」へ。彼女たちは、熱狂を加速させるギアを次々と上げながら観客たちを煽り出す。フロア中に飛び交う「アーアー×2」の大合唱。何時もの熱狂の景色を描きながら、楽曲は重低音を響かせ「Past Perfume」へ。凄まじい勢いで吹き出すCo2、5人は、一体化した華やかなパフォーマンスを見せながらも、感情を揺さぶる楽曲を武器に、観客たちを一体化した歌声で挑発し続けてゆく。続く、「ARCADIA CAT」を歌うときの挑戦的な姿がなんて刺激的だったことか。そこからギアを多少シフト、艶やかな歌声も重ね合わせ、アンダービースティーは「Taboo Majic」を朗々と歌いあげた。途中、自身の姿をイラスト化し描いた巨大なカルタを個々に持ってパフォーマンス。ライブは、ふたたび爆裂した音を突き出す舞台へ。5人は「last scene」に乗せ、激しく情熱的に歌を響かせる。火傷しそうなほど熱く火照った楽曲だ。メドレーコーナーの最期は、触れた人たちを空へ導くように「Do more」へ。熱狂を引き連れながら、気持ちを心地好く昇天させるように、5人は歌声や視線をその先に広がる風景へ飛ばしていった。この季節に似合う表情を持ってこのコーナーをシメたところもドラマチックじゃない。

熱狂止まないメドレーコーナーに続き飛びだしたのが、アンダービースティーの始まりの表情『raven』だ。荘厳で妖しい、でもドラマチックな楽曲に乗せ、胸に秘めた情熱を高らかにぶつけるように春乃友夢が、植竹優亜が、今井莉南が歌いだす。重厚な曲調とメンバーたちの突き上げる拳に触発され、フロアからも熱した声と無数の拳やカラフルなサイリムの光が突き上がっていた。「舞い上がれこの場所から あの日にはもう戻れない」、あの頃からアンダービースティーは、時に己の限界さえも超え、その羽根を休めることなく羽ばたかせ続けてきた。たとえボロボロになろうとも「目指す場所へ辿り着ける」日まで、彼女たちはけっして翼を閉じることはない。眩い光の中へ飛び込むその日まで、羽ばたく姿を追いかけながら、熱狂の拳を振り翳し、僕らも共に夢を求めたい。
最期にアンダービースティーは『fadeless』をプレゼント。これまでの熱狂を抱き締めるように優しい歌声を響かせるメンバーたち。その艶やかな姿と笑顔に全力で身体を震わせ絶叫を送る観客たち。サビで大きく手を振る姿が眩しく見えれば、それを見つめる観客たちの無邪気な笑顔がとても光輝いていた。始まりのときからアンダービースティーはそうだった。その先にある夢や野望という光をつかもうと必死に手を伸ばし続けてきた。彼女たちが手を伸ばす姿へ共鳴した人たちも、メンバーらの求めるスポットライトの輝きへ向かい、共に想いの手を伸ばし続けてきた。だからこそ彼女たちは、「繋いだ手を離さずに」と仲間たちへもそっと歌声の手を差し伸べてゆく。その声が届くたびに、また彼女たちの手をつかみたくて声を張り上げたくなる。

アンコールで披露したのが、春に発売する最新シングル「Real Blade」。ラウドロックへ重厚なエレクトロ音をミックス。最初から沸くに相応しいハイテンションなパワーサウンドが炸裂した楽曲だ。激しく攻める曲の上で5人は、ときにラップも交え煽りだす。かなり挑発した姿勢を示すように、重低音を響かせるアンダービースティーに相応しい表情だ。ダンスは、とても躍動的。英詞に絡む攻撃的なラップは、まさに新たなアンダービースティーの魅力を描き出していた。終盤に見せた春乃友夢の熱唱も、とてもインパクトがあった。
最期に彼女たちは、会場へ作り上げた熱狂へロックな衝動を重ねるように『ROCK ALIVE』を突きつけた。挑発する5人のステージングへ触発され、フロア中で跳ね続ける観客たち。この日は何時もより多少短めのワンマン公演とはいえ、そのぶん熱をキュッと濃縮。体感した熱とパワーゲージの消費量はもうエンプティ状態だ。それでも限界ギリギリまで、一緒に熱狂を貪るように「戦い続け」たかった。フロアに轟く「オイオイ」の絶叫。最期の最期まで共に飛び跳ねながら、その声と心を熱くさせ、アンダービースティーと満員の観客たちは熱狂を貪り喰っていた。

「繋げてきたこのチャンス、今、何が何でもつかみ取らなきゃと思っています。今年も一緒に走ってください。最高のスタートありがとうございました」(植竹優亜)

TEXT:長澤智典


アンダービースティー Web
http://underbeasty.jp/
アンダービースティー twitter
https://twitter.com/underbeasty

★インフォメーション★

アンダービースティー
6th single「Real Blade」
「2020年春 エイベックスからのメジャー流通でシングルリリース決定!
・発売元:VORTex/販売元:エイベックス・エンタテインメント株式会社」

収録曲 タイプA
「Real Blade」
「ANTHRO」Miyagawa Maro version
「Past Perfume」

タイプB
「Real Blade」
「ANTHRO」鳴風version
「YNDR」

SET LIST

『hapiness to you!』
『occult propose』
『TOKYO monster』
『new journey』
『ANTHRO』
『メドレー=「deformoon」「DIVISION」「Black Jet」「Past Perfume」「ARCADIA CAT」「Taboo Majic」「last scene」「Do more」
『raven』
『fadeless』
-ENCORE-
『新曲』
『ROCK ALIVE』

READY TO KISSの千葉咲乃が卒業!!、満員の観客たちの熱狂の涙?笑顔!!で贈りだしたI-GET祭!!!!



12月29日(日)に品川ザ・グランドホールを舞台に、『年末最後のI-GET祭 @品川ザ・グランドホール〜千葉咲乃FINAL LIVE~』が行なわれた。出演したのは、I-GETに所属しているREADY TO KISS/SAY-LA/HOT DOG CAT/BABY TO KISSの4グループ。この日を持って、READY TO KISSの千葉咲乃がグループを卒業。I-GETの屋台骨を支え続けているREADY TO KISSの創設メンバー最後の日という理由もあり、大勢の人たちが駆けつけた。


BABY TO KISS

 トップを飾ったのが、候補生ユニットのBABY TO KISS。彼女たちは、READY TO KISSの「トップシークレット~切ない極秘事項~」、SAY-LAの「I LOVE YOU」「BELIEVE」をカバー歌唱。まだまだ拙い歌唱力やステージングながら、何色にも染まってない無色透明だからこそ出せる新鮮さと、触れると壊れそうな繊細さを魅力に、フロアを埋め尽くした人たちの胸に想いを注入。ファンたちも馴染みの曲たちばかりように、成長過程のBABY TO KISSのメンバーたちへエールを送る形で熱い声を飛ばしていた。

HOT DOG CAT

二番手を担ったのが、成長著しいHOT DOG CAT。5人は輝きを降り注ぐ光源となり、はち切れんばかりの笑顔を浮かべ、胸を騒がせる楽しさを届けてきた。ライブでは、「青春18キック」「オフィーリア~君に会いたくて~」「オリンピック・ハイテンション」「曖昧me」を披露。ここへ至るまでに数多くの試練や苦悩を重ねてきたメンバーたち。それを、彼女たちは眩しい歌の輝きに変えてゆく。きらめいた笑顔の裏には、言葉では言い尽くせない苦労がある。その積み重ねを無敵な輝きに変えてゆく5人だからこそ、その光に深みを覚えずにいれなかった。会場へ訪れた人たちも、みずから輝きを放とうと全力で歌う彼女たちへ熱いエールを送り続けていた。ピッチが甘いなど多少の危ういステージングもご愛嬌。新体制になってからまだ1ヶ月半とはいえ、そんなハンデなど感じさせない、何時も通りの明るくパワフルなステージングをHOT DOG CATはノンストップで。いや、曲を重ねるほど輝きを増すように見せていった。
 HOT DOG CATは、2020年3月3日に渋谷WWWでワンマン公演が控えている。その日もぜひ、彼女たちの眩しい姿に心を焦がしてくれ。さらに、3月10日に初のCDリリースも決定。こちらも楽しみだ。

SAY-LA

 三番手として熱狂のバトンを受け取ったのが、SAY-LA。この日は、「こじらせ片想い」「ずるいよ」「初恋カルボナーラ」「ナミダノワケ」「愛呼吸」の5曲を歌唱。SAY-LAのライブを観るたびに感じるのが、触れた人たちの心を一瞬にして眩しい青春の舞台へ連れ出してゆくこと。「こじらせ片想い」のイントロが流れた瞬間から、胸のドキドキが膨らみ続けるのを身体が伝えてきた。お馴染み「君が好きです」「俺も」「誰よりも」のやり取りを交わすたびに、バクバクとしたハートが壊れそうになる。それも、数多くのライブ経験を糧に、彼女たち自身が説得力を持ったステージパフォーマンスを見せてゆくからこそ。触れた人たちの心を現実から引き離すのは、けっして簡単なことではない。でも、今のSAY-LAはそれを示してくれる。そこには、楽曲が持つ魅力やパワーがあるのも事実。でも、曲があるべき輝きを形にしてゆくのは、演者たちの表現力があってこそ。今のSAY-LAは、一つ一つの物語をみずからがヒロインとなり伝えてゆく。だから、触れた人たちも自然と気持ちを重ね合わせ、何時しか熱い声を彼女たちへぶつけていく。この日のライブのように。でも、時々危うさを見せる未完成なところにも、彼女たちを支え、応援したくなる胸キュンなポイントもあるけとね。
SAY-LAは、1月2日にTSUTAYA O-EASTの舞台へワンマンとして立つ。この続きの物語は、もっと長いステージを通して体感しようか。

READY TO KISS

 トリを飾ったのはREADY TO KISS。I-GET所属グループの中では一番の古株とはいえ、つねに新陳代謝を繰り返してきたように、その時代ごとに新鮮な姿を彼女たちは示し続けてきた。その中心に何時もいたのが、千葉咲乃だった。その輝きの核が、この日の公演を持って卒業となった。
ライブでは、「chu chu」「自由な女神」、千葉咲乃のソロナンバー「秘密のアンブレラ」を挟み、「エメラルド・クリームソーダ」「ムテキモード」「その先の未来へ」を歌唱。冒頭からライブ会場には、千葉咲乃カラーのピンク色のサイリウムの海が生まれ、大きく波打っていた。しかも1曲目を飾ったのが、READY TO KISSの始まりの歌「chu chu」。メンバーが、何より千葉咲乃自身が、これまでの歩みを懐かしみながら歌を届けてゆく。最初から少し涙声で歌う千葉咲乃。その涙を必死に隠し力強く歌い躍る姿を観て、触れた我々もいろんな複雑な想いを抱きながら、でも舞台上へ向け「chu chu好きだよ」「俺もー!!」と熱い声をぶつけていた。
アイドルとして輝き続けた自分の姿を会場へ足を運んだ人たちの瞼に、心へ焼き付けるように歌い躍る千葉咲乃。彼女の輝きへ、温かい光を持って寄り添うメンバーたち。「たった一度の人生だ 思いきりやり尽くそう」と歌いながら、後悔のない輝きをフロア中の人たちへ降り注ぐ姿が、強烈に心の印画紙へ焼きついた。
 千葉咲乃のソロナンバー「秘密のアンブレラ」を披露したときには、ふたたびフロアがピンク色に塗り上げられた。ずっと胸に手を寄り添え、想いを伝えてゆく千葉咲乃。ちょっと声を詰まらせ歌う姿を「時を止めて」もう観れないと思うと、やはりセンチな気持ちを消せなかったのも事実。
トークコーナーでは、メンバー一人一人が千葉咲乃へ向けての想いを語りだすのだが、メンバーはみんな涙声なのに、千葉咲乃はあえて涙を堪え、コミカルな仕種や言葉を投げかけ、別れを、涙ではなく笑顔で受け止めようとしていた。自分が崩れないよう必死に笑顔でいた千葉咲乃の姿も印象深く見えていたこと。「さきぴょんの魂はREADY TO KISSにあるので」「さきぴょんがいたからこそ、今のREADY TO KISSがあります」「アイドル千葉咲乃の存在を胸に秘めて、I-GETに残してくれたものを枯れないように、いつでも咲かせられるように頑張るから」というメンバーらの言葉も印象的だ。メンバーの涙声の想いへ笑顔で突っ込む千葉咲乃の緩さを持った姿も、見ていていじらしい。
「この6年間、アイドルを始めて8年の間でちょっとずつ成長していけたかなと自分でも思ったし、アイドルをやってきて、自分にアイドルが一番向いているなと思ってきました。これからのわたしの人生の中からみなさんが消えることはありません。本当に優しくて思いやりがあって、愛があふれている幸せなアイドル生活でした。みんなには本当に感謝しています。みんな大好きです」
千葉咲乃の言葉を受け始まった後半戦でも、キュンと胸をときめかす楽曲を次々に届け、READY TO KISSは悲しみを、ふたたび熱狂という笑顔に塗り替えてゆく。この日は「好き」という想いを伝える楽曲を中心に披露。「ムテキモード」ではSAY-LA、HOT DOG CAT、BABY TO KISSのメンハーたちもステージに登場。I-GETのメンバーが勢揃いで「ムテキモード」を伝えてきたところに、I-GETの姿勢や意気込みも感じさせられた。
最後にREADY TO KISSは、千葉咲乃の、そして未来を描き続けるREADY TO KISSのその先の道標を示すように「その先の未来へ」を歌唱。それぞれに描き出す未来への道を照らすように、メンバーみんなが必死の笑顔で歌を届けていた姿がとても眩しく見えていた。その輝きを一人一人が放ち続ける限り、その先の未来の道も輝きが消えることはない。そう、最後にみんなで誓い合うように,8人は「その先の未来へ歩き始めてるんだ」と歌声を上げていた。

「ついに来てしまった今日を乗り越えました。みなさん本当に今まで8年間ありがとうございました。これからは他のメンバーたちが引っ張ってくれるのはわかるから、みんな頼みます」と、千葉咲乃が挨拶。最後にI-GETの代表が、千葉咲乃へ卒業証書を号泣しながら授与。メンバーたちからも花束やプレゼントを手渡し、この日のI-GET祭を笑顔と、代表の大粒の涙で締めくくった。

「これで悔いなく卒業できます。本当に幸せな光景を最期まで観れて幸せな日々でした。本当にありがとうございました」(千葉咲乃)

 

PHOTO: 本間裕介
TEXT:長澤智典

I-GET Web
http://iget.get-crazy.jp/
I-GET twitter
https://twitter.com/I_GET_official
READY TO KISS official site
http://ready-to-kiss.jp/
READY TO KISS Official Twitter
https://twitter.com/READYTOKISSoffi
SAY-LA Web
http://www.say-la.jp/
SAY-LA twitter
https://twitter.com/SAY_LA_info
HOT DOG CAT Web
http://iget.get-crazy.jp/hot-dog-cat/
HOT DOG CAT twitter
https://twitter.com/HOTDOGCAT_info

―セットリスト―

BABY TO KISS
「トップシークレット~切ない極秘事項~」
「I LOVE YOU」
「BELIEVE」

HOT DOG CAT
「青春18キック」
「オフィーリア~君に会いたくて~」
「オリンピック・ハイテンション」
「曖昧me」

SAY-LA
「こじらせ片想い」
「ずるいよ」
「初恋カルボナーラ」
「ナミダノワケ」
「愛呼吸」

READY TO KISS
「chu chu」
「自由な女神」
千葉咲乃
「秘密のアンブレラ」
「エメラルド・クリームソーダ」
「ムテキモード」
「その先の未来へ」

日向坂46 濱岸ひより、活動再開へ 昨年6月から体調不良で休養



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元NGT山口真帆、横浜流星主演連ドラ『シロクロ』で女優デビュー!!



…今をときめくイケメン俳優・横浜流星が主演するこの『シロクロ』だが、別な面でも大きな注目を集めそうだ。事情を知るドラマ関係者はこう語る。

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西野七瀬「仕事激減」のピンチ!? 乃木坂46白石麻衣「卒業決定」で食われる可能性も……



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白石麻衣に聞く 乃木坂卒業を相談したのは「唯一の同い年の1期生」



――卒業の決め手は?
 27歳になって、今までは乃木坂の中でメンバーと一緒に仕事していく立場だったけど、外から乃木坂を見守っていきたいという気持ちが強くなって。今、4期生まで頼もしく成長してくれた。今がタイミングかなと思って決められた。

――誰かに相談はした? …

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