元記事：http://chikaidolmatome.crap.jp/article/2018/01/06/1801061222/
2016年12月27日に私のマネージャーが請求書を出していた振付料が、一年以上の時を経てどうやら振り込まれたらしいです。
事の順番としては、
2016年
12月にまとめて振付をした3曲（発注自体はそれより前）の請求書を、私のマネージャーが12月27日に請求書を先方に出したところ（※コピーあり）
振り込まれないまま数ヶ月が経ったので、何度かマネージャーから連絡を入れたそうです。
それでも返事がなかったため、請求書を出してから約丸一年後の
2017年
12月28日に何度目かとなる電話をし、出てもらえないのでメールをしたそうです。
さらにそれにも一切返事がなかったので今度は
12月30日に電話をし、出てもらえないのでショートメールをしたそうです。
それでもまだ、レスポンスが一切ないということで
とうとう私から翌日にネット上で呼びかけさせて頂きました。
「お金はちゃんと払おう！」
ツイッターにリプライでたった11字、この11字を打っただけなんですが
あっという間に先方からマネージャーに連絡が入ったそうで
（言い分としては 経理が飛んでしまい支払いが滞ってしまった とか 100%こちらが悪いのは承知の上でツイートは消してもらえませんか とかだったらしいんですが、そもそも後出しで言うことではないので）
ここまでしないと連絡頂けないということですね、支払いが確認でき次第消させて頂きますね
と返して貰ったんです。
さらに、先方はどの曲の振付を発注したか、全部でいくらだったかも把握してなかったそうなので（一年も経ってますからね）
うちのマネージャーが年明けに請求書を再発行したことで、無事振り込んで頂けたらしい
というのが経緯です。
なので、うちの事務所を通して正式に振り込みの確認が出来次第、呼びかけのツイートは削除するつもりです。
ご心配をおかけしました皆さま、申し訳ありません。
恥ずかしながら、私たちの業界ではこういうことが少なくなく、ほかにも
未納のままで、やっと連絡がついたと思ったら「分割で支払いでもいいですか？」と言われたクリエーターの方や
振り込みのこととなると連絡が付かなくなるので「今日の現場に今までの滞納分を現金で持ってきてくれないなら、この先の案件は進められません」とまで言ってやっと払って頂けた方など
今回の件を機に #meetoo ばりに色んな方から同じような経験があると連絡を頂いたりもしました。
プロダクションに所属している私ですらこういうことがあるので、
完全にフリーでやられている方々はどれだけの苦労をされているのだろう…と思うと、気が遠くなります。
作品や演者にまったく罪はないので、それらに愛があればあるほど、声を上げにくい
というのも酷な現実です。
だからといって、業界あるある で一括りにできる範疇ではない問題だと思ったので
今回はここに記させて頂きました。
ネットで呼びかけたり、法的手段をとらなければ振り込んで頂けない、というような件が
少しでもなくなりますように。
Twitterの反応。。。
